9/11~15 為替と指数のニュースとチャート
9/15(金)
NY市場サマリー(15日)ドル軟調、利回り上昇 米株大幅反落 | ロイター
<為替> 米ミシガン大学の消費者信頼感指数の低下を受け、ドルが軟調となった。
8月の輸入物価指数は前月比0.5%上昇と、市場予想(0.3%)を上回る伸びとなった。ただ、燃料と食品を除くコア輸入物価指数は0.2%下落した。
このほか、ニューヨーク連銀発表の9月のニューヨーク州製造業業況指数はプラス1.9と前月のマイナス19.0から上昇した。
<債券> 利回りが上昇し、2年債利回りが5%を上回った。
<株式> 大幅反落して取引を終えた。消費者需要の低迷を懸念して半導体株が下落したほか、国債利回りの上昇がアマゾン・ドット・コム(AMZN.O)などを圧迫した。
半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)(2330.TW)が主要取引先に納入延期を要請したとのロイター報道を受けた。
<金先物> 対ユーロでのドル安を背景に買われ、続伸した。
NY円、4日続落 1ドル=147円80~90銭 日米金利差の拡大観測で - 日本経済新聞
9月のニューヨーク連銀製造業景況指数は1.9とダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(マイナス10.0)を上回り、前月のマイナス19.0からも大きく改善した。個別項目では「新規受注」や「出荷」が全体の伸びをけん引した。8月の輸出入物価指数の前月比の伸びが加速。同月の鉱工業生産指数は前月比で0.4%増と、市場予想(0.2%増)を上回った。
円買い・ドル売りが優勢となる場面もあった。ミシガン大学が15日発表した9月の消費者態度指数(速報値)は67.7と前月(69.5)から悪化し、市場予想(69.2)も下回った。1年先の予想インフレ率は3.1%と前月(3.5%)から低下し、2021年3月以来の低水準を付けた。
ロンドン外為15日 ユーロ、対ドルで横ばい 欧州国債利回りの上昇が下支え - 日本経済新聞
ユーロ売り・ドル買いが増えた前日の流れが続いた。半面、原油高によるインフレ圧力が継続するとの懸念から、英国時間15日午後の取引でユーロ圏主要国の国債利回りが上昇している。ユーロ圏の金利上昇を材料にユーロ買い・ドル売りが入った。
イングランド銀行(英中央銀行)が来週の金融政策委員会で、利上げサイクルの終了を示唆するとの観測がポンド売り・ドル買いを促した。
↓ドル円 10日
↓ドル円 5日
↓ユーロドル 10日
↓ユーロドル 5日
ダウ平均は反落 本日はトリプルウィッチング アームは反落=米国株概況 - 株探(かぶたん)|米国株
9月のトリプルウィッチングの翌週は株価が急落する傾向があり、来週以降の動きも警戒されているようだ。
3社自動車労組が初の一斉ストライキに突入し収益減が警戒され、寄り付き後、下落。さらに、最新のミシガン大消費者信頼感指数の予想以上の悪化で成長減速懸念も強まり、一段安となった。
半導体セクターの下落が重しとなったほか株価指数先物と株価指数オプション、個別株オプションの満期日が重なるトリプルウィッチングでテクニカルな取引も影響し終日軟調に推移。
↓S&P500
米国株式・アメリカ株式情報/ 決算情報トップ - 株探(かぶたん)
↓ダウ
↓S&P500
↓ナスダック総合
↓ダウ
↓S&P500
↓ナスダック総合
中国国家統計局が発表した8月の鉱工業生産と小売売上高の伸び率はそれぞれ前月から加速し、不安定な経済が部分的に安定化している兆候を示した。
週間ベースではFTSE100種指数(.FTSE)は3.12%高。STOXX欧州600種指数(.STOXX)は1.60%上げた。
<ユーロ圏債券> 独連邦債利回りが上昇し、金利見通しに敏感な2年債利回りは一時、6週間ぶりの高水準を付けた。この日は、ラガルドECB総裁が記者会見で「われわれは利下げを決定、議論したわけでなく、言及すらしていない」とし、「データ次第で、水準と度合いが重要だ」と述べ、2024年前半に利下げが開始されるとの市場の一部で出ている見方をけん制。
↓英FTSE100
↓独DAX
↓仏CAC
↓5日間
英
独
仏
アジア株 香港上海は上げ拡大、8月好調な統計受け中国経済「最悪期」脱したとの見方広がる | 市況 - 株探ニュース
中国8月の鉱工業生産、小売売上高(前年比)は予想を上回る好結果となった。
ただ一方で、8月の新築住宅価格は下落、不動産投資は16カ月連続で減少するなど不動産低迷は続いている。
日経平均続伸、終値364円高の3万3533円 - 日本経済新聞
15日発表の中国の8月工業生産高が市場予想を上回ったことも日本株の追い風となった。
【↑】日経平均 大引け| 大幅続伸、半導体株が買われバブル後高値に迫る (9月15日) | 株探ニュース
■本日のポイント
1.日経平均は364円高と大幅続伸、バブル後高値に近づく
2.前日のNYダウは331ドル高と堅調で買い安心感広がる
3.SBG傘下の英アームのIPOが好発進しハイテク株など堅調
4.東エレクやレーザーテク、スクリンといった半導体関連が上伸
5.原油価格の上昇でINPEXや石油資源、ENEOSなどが高い
↓週足
https://nikkei225jp.com/schedule/
9/14(木)
1分で読める海外市場(14日)アーム株25%高・経済指標堅調、NYダウ331ドル高 - 日本経済新聞
〈株式〉8月の卸売物価指数(PPI)と小売売上高はいずれも市場予想を上回り、米景気のソフトランディング(軟着陸)期待が高まった。好調な滑り出しとなった英半導体設計のアーム・ホールディングス上場も投資家心理の改善に寄与した。
〈債権〉8月のPPIと小売売上高はいずれも市場予想を上回ったものの、主因はガソリン高で、「物価は下げ基調で消費は堅調」との受け止めは変わらず、債券市場の反応は限られた。
〈為替〉14日の理事会で0.25%の利上げを決めた欧州中央銀行(ECB)が声明文で利上げ打ち止めの可能性を示唆。
【米国市況】株は上昇、強い指標で軟着陸への期待-ドル147円40銭台 - Bloomberg
・アームは初日の取引を25%高で終了、好調なデビューを飾る
・米小売売上高とPPIは予想上回る伸び-エネルギー価格上昇で〈米国債〉早い時間の取引では、欧州中央銀行(ECB)の政策委員会の決定とラガルド総裁の会見を受けてユーロ圏中核国の債券が大きく買われた流れが波及した。ロンドン市場が閉まると、米国債への支援が後退し、利回りは年限全般で3-4.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した。
米小売売上高とPPIがいずれも予想を上回る伸びとなったことに加え、PPI統計では前月分が上方修正された。原油高も重しとなって利回りは上昇に転じた。
〈金〉この日の米経済指標ではPPIのほか、8月の小売売上高も予想を上回る伸びとなった。これを受けてドルが上昇。金には下押し圧力がかかり、スポット相場は一時0.4%安となる場面もあった。その後は0.3%高まで持ち直すなど、前日終値を挟んだ推移となった。
NY市場サマリー(14日)ドル6カ月ぶり高値、利回りと株上昇 | ロイター
「ECBのラガルド総裁はこれが最後の利上げになる可能性をほのめかしている。加えて、失業保険申請件数や小売売上高、PPIなど今朝発表された米経済指標は全て予想より良好な数値となり、ドルのさらなる追い風となった。」
↓ドル円
↓ユーロドル
↓ダウ
↓S&P500
↓ナスダック総合
↓独DAX
↓FTSE100
【欧州市況】株急騰、ECBのハト派的利上げに反応-イタリア債上昇 - Bloomberg
ロンドン株14日 大幅反発 中国の景気回復期待と原油高で - 日本経済新聞
中国人民銀行(中央銀行)が14日、預金準備率を引き下げると発表し、同国景気の回復期待が投資家心理を明るくした。原油先物相場の上昇や、外国為替市場での対ドルでの英ポンド安も好感された。
↓香港ハンセン指数
日経平均反発、終値は461円高の3万3168円 - 日本経済新聞
前日の米ハイテク株高を受けて運用リスクをとりやすくなった投資家の買いが東京市場で優勢だった。午後に入ると20年債入札を波乱なく通過したことによる買い安心感や早期の衆院解散・総選挙観測を背景に、海外勢の先物買いが膨らんで日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。
日本株は反発、米CPIほぼ予想通りで安心感-自動車や半導体高い - Bloomberg
9/13(水)
1分で読める海外市場(13日)NYダウ続落、米インフレ沈静化見極めなお時間 - 日本経済新聞
8月の消費者物価指数(CPI)を受け、米連邦準備理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を引き上げるほどではないとの見方から、債券買いが優勢となった。
食品とエネルギーを除くコアの上昇率が前年同期比4.3%と7月(4.7%)から減速し市場予想と一致したものの、総合が前年同月比3.7%上昇し、市場予想(3.6%)を上回りました。米連邦準備理事会(FRB)が19〜20日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利据え置きを市場は見込んでいますが、インフレ沈静化の見極めにはなお時間を要し、利上げの終着点を巡る議論も続きそうです。
米国株式市場=S&P反発、CPI受け9月利上げ見送り観測優勢 | ロイター
【米国市況】株は小幅高、CPI統計まちまち-ドル147円台半ば - Bloomberg
・米政策金利見通しは大きく変わらず、9月は据え置き予測が優勢
・アップルとアメリカン航空に売り、シティグループは高い
アメリカン航空、7-9月の利益予想を下方修正-燃料コストが上昇
中国、アップルのiPhone巡る「セキュリティー問題」認識と主張 (1)
米銀シティグループ、人員削減を計画-幹部体制の刷新に伴い (1)
〈米国債〉CPI統計の上振れで、発表直後には売りが膨らむ場面もあったが、割安感から買い戻しが入った。
〈為替〉ドル指数はCPI統計の発表直後に跳ね上がったが、その後は値を消す展開となった。
↓ドル円
↓ユーロドル
↓S&P500
↓ダウ
↓ナスダック総合
↓フィアーアンドグリードインデックス ニュートラル
↓DAX
↓FTSE100
↓CAC40
9/12(火)
【米国市況】ハイテク売りで株反落、アップル安い-ドル147円台前半 - Bloomberg
1分で読める海外市場(12日)NYダウ反落、原油高で金融引き締め長期化を警戒 - 日本経済新聞
NY円、反落 1ドル=147円00~10銭 原油高による米インフレ懸念で - 日本経済新聞
↓ダウ
↓S&P500
↓ナスダック総合
↓ドル円
↓ユーロドル
ロンドン外為12日 ユーロ、対ドルで下落 ドイツの成長減速懸念が重荷 - 日本経済新聞
欧州経済研究センター(ZEW)が12日発表した9月のドイツ景気予測指数はマイナス11.4と、ロイター通信がまとめた市場予想(マイナス15.0)に反して上昇した。前月(マイナス12.3)から小幅に改善した。半面、足元の景気動向を示す現況指数はマイナス79.4と、前月から8.1ポイント低下し3年ぶりの低水準となった。市場予想(マイナス75.0)も下回り、ドイツの成長鈍化が警戒された。
英政府統計局が12日発表した5~7月期の国際労働機関(ILO)基準の失業率は4.3%と、ロイター通信がまとめた市場予想に一致し、4~6月期(4.2%)から上昇した。求人数の減少や有効求人倍率の低下など、労働需給の逼迫感を和らげる内容と受け止められ、英中銀が利上げを長期化するとの市場観測が後退した。
↓DAX
<ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。英国の労働市場の弱まりを示す経済指標を受け、英ポンドが下落したことが好感された。
英国立統計局(ONS)が発表した5─7月の失業率は4.3%と、4─6月の4.2%から悪化した。ただ、5─7月のボーナスを含む賃金は前年比8.5%増と、伸び率が4─6月の8.4%から拡大し、新型コロナウイルス流行時を除くと記録がある過去20年超で最高となった。
<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。ドイツのソフトウエア大手SAPが下落し、米同業オラクルの低調な業績見通しが嫌気された。
ロンドン株12日 続伸 原油高でエネルギーが高い - 日本経済新聞
アジア株 香港上海株は下げ帳消し 碧桂園が当面デフォルト回避、元建て債6本の返済3年延長で債権者から承認得る | 市況 - 株探ニュース
9/11(月)
【米国市況】テク主導で株続伸、テスラ高い-ドル売られ146円台半ば - Bloomberg
NY市場サマリー(11日)円急伸、ナスダック大幅続伸 | ロイター
米国株、ダウ続伸し87ドル高 利上げ警戒和らぐ ナスダック続伸 - 日本経済新聞
FRBウオッチャーで知られる米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のニック・ティミラオス記者が10日付の記事で、FRBが利上げに慎重になりつつあるとの見解を示した。同氏は「FRB高官の金融政策に対する姿勢で重要な転換が進みつつある」と題した記事で、一部高官が過度の金融引き締めが経済や金融の混乱を引き起こすことを懸念していると指摘した。
1分で読める海外市場(11日)テスラ、ハイテク株高けん引 NYダウ続伸 - 日本経済新聞
NY円、反発 1ドル=146円50~60銭 日本の金利先高観で円買い・ドル売り - 日本経済新聞
植田氏は9日付の読売新聞のインタビューで、2%の物価目標の達成が可能と判断すればマイナス金利を解除する選択肢もあるとの考えを明らかにした。
ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ポンドドル、堅調 | 個別記事 | ニュース | トレーダーズ・ウェブ
11日のニューヨーク外国為替市場でポンドドルは堅調。マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員が「中立金利は以前よりも高くなった可能性」「引き締めの行き過ぎによる間違いの方がましだ」「金利据え置きはインフレが根付くリスクを冒す」などと発言するとポンド買い・ドル売りが優勢に。
ユーロドルは強含み。NY勢が本格参入する時間帯に入ると全般ドル売りが優勢となり、一時1.0759ドルと日通し高値を更新した。
ロンドン外為11日 ユーロ、対ドルで上昇 欧州株高でリスク許容度が改善 - 日本経済新聞
欧州委員会は11日、夏季経済見通しを発表し、ユーロ圏の2023年経済成長率を0.8%に下方修正した。春季見通しでは1.1%だった。24年も1.6%から1.3%に引き下げた。
中国当局は11日、人民元の基準値を予想以上に元高方向に設定したのに続き、投機を強くけん制する口先介入を実施。中国経済の動向に敏感なオーストラリア・ドルやニュージーランド・ドルなど資源国通貨が買われた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-11/S0U7YODWRGG001?srnd=cojp-v2
↓ドル円 ユーロドル 10日間
↓DAX
東証大引け 3日続落、金利上昇と円高が重荷 朝高後下げる - 日本経済新聞
日経平均は前週末の米株高を引き継いだ買いで高く始まったものの、ほどなく下げに転じた。
11日の国内債券市場では長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが0.7%台と、2014年1月以来の高水準を付けた。日銀の植田和男総裁がマイナス金利解除のタイミングなどに言及したとの一部報道を受け、日銀が金融緩和策の修正に向けて動き始めるとの思惑が広がった。